こんにちは、りそら鍼灸院です。
東洋医学という言葉、頻繁に耳にするかとは思いますが
実際どういったものなのか、
説明できる方は少ないのではないでしょうか。
東洋医学とは、アジア圏で発生した伝統医学の総称であり、
主に漢方・鍼灸・按摩・養生法などを
用いる医学のことを指します。
「自然」を背景とした思想を基に成り立っており、
人や人体の仕組みも自然の中の一つのものと捉えられるのです。
そのため、細胞や組織、器官などは異なった機能を持ちながらも、
全体として繋がっている一つの自然とみなされ、
その思想が治療にも影響しています。
その例として、鍼灸治療の作用を考えてみると、
病気や症例そのものを治すということではなく、
鍼灸での刺激によって、その人自身の自然治癒力自体に
働きかけて回復させるという、
予防医学とも言える療法とも言えます。
これは、現在抱えている悩みだけではなく、
身体の内側からの健康を促進することのできる
東洋医学思想ならではの療法なのです。